2008年04月10日
暖かく
本当に暖かく過ごしやすい季節になりました。先日まで強く吹き付けていた風も止み、穏やかな稲荷山です。
お知らせのコーナーでも御案内しております春の三午祭の最後「末午祭」を明後日に控え、御祈祷の合間にこちらへ…
「精米所」でございます。祭典後の直会や御参列の皆様に撤下致します「いなり寿司」を用意する為、お米を精米致します。機械が動き始めると、後は見ているだけなのですが、ものすごい音と共に綺麗に精米されて参りました。
このお米は秋の新嘗祭に献穀講中の皆様から御神前に御奉献頂いた献穀米でございます。
「命の糧を神様から戴く為の勤労を尊び、全てに感謝しながら大切に。」
この気持ちを忘れることなく日々を過ごしていかなければなりません。
さて、皆様も一度はお試しになったでしょうか？
「願掛けの大杉」。本日も願いを込めて投げ入れていた方をお見受け致しました。その願いが叶います様、お祈り申し上げます。「なかなか難しいです…」とお聞きしましたが、投げ入れる事が出来、一安心です。
近くでは「水芭蕉」がひっそりと咲いておりました。
葉がバショウ（芭蕉）の葉に似ているので、この名前になったそうです。白部分は花ではなく仏炎苞（ぶつえんほう）と言い、本当の花は中心部の黄色いところについているとの事。
