2008年04月16日
まさに。
「これぞ春。」という陽気になりました。県内のあちこちで気温が20度近くまで上がり、スーツのジャケットを脱いでお仕事をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?衣替えまでは後1ヶ月半ありますが、そろそろ準備の季節です。
神職にも衣替えはございます。この日誌でも以前に御紹介した通り、白衣や狩衣が薄手の通気性の良いものになったり、色合いも変わって参ります。一目では判り辛いのですが、よく見ると冬の装束との違いが…御参拝の際は、その様なところも注目してみては如何でしょうか。
さて、花咲き香る稲荷山。本日も皆様に稲荷山の春をお届け致します。
大杉に向かう鳥居の脇でひっそりと紫の花を咲かせておりました。紫色は古来から品や風格、艶やかさといったさまざまな美しさを備えた色として尊ばれておりました。その色に負けず、凛とした姿で咲いております。
こちらは白。山神社の脇に咲いております。5枚と7枚の花弁が綺麗に重なり、純白の円を描いております。今ではかすかに残る雪の白色を思い出させてくれます。
一方、春と言えば先日から連載した「桜通信2号」でございます。
県内でも桜の開花が始まりましたが、稲荷山ではもう少し時間が掛かりそうです。町内の方でも咲き始めたとの事。やはり気温の関係か少し差がある様です。
しかし、だいぶ花弁の桜色が見えて参りました。開花まで後少しの辛抱です。
2008-04-16 15:55:32 | 草花