2011年12月28日
着々
新年まであと僅か。
街は活気を見せ、人々も足早に師走の慌ただしさを通り抜けていきます。
稲荷山も新年を迎える準備の為に多くの方々が御来社れ、終日を通し賑わいを見せておりました。
誰もが願う家内安全、交通安全、無病息災…そして本年は岩手を始め東北から関東に至るまでの一日も早い復興。険しく厳しい道程が続いて参ります。しかし、それを乗り越えなければ復興とは言えません。
全国各地、世界各地。多くの方々に支えられ助けられ、この10ヶ月を歩んで参りました。手を取り合い、共に歩む。その力の大きさと強さを感じた平成23年。
岩手は一つ。東北は一つ。日本は一つ。そして世界は一つ。
その言葉を合い言葉に今後も変わらず、日々復興に向け私達は邁進して参ります。皆様には今後共、温かな御協力とお力添えを賜りたく伏してお願い申し上げます。
さて、稲荷山は先日から賑やかな声が響いております。
本日は拝殿正面の方から…
そうです、力強い助っ人に今年も御奉仕頂いております。
男子学生の皆さんでございます。
本日の作業は成狐さん、鎌隊長の指導の下、正面正月用の大賽銭箱の取り付け作業のようです。
力強い作業から細かい作業まで、本当に大活躍の皆さん。寒さも厳しいですので、風邪など引かれず御奉仕頂きますようお願い申し上げます。
そんな皆さんのお陰で…
境内の各所に臨時守札所テントが設置され、昨日降り積もった雪も綺麗に除雪されました。
こんなに整った境内を見ると、昨年のような大晦日とならないことを祈るばかりです…
多くの関係者皆様のお力をお借りし正月を迎える稲荷山。準備に御協力頂いた皆様には篤く御礼を申し上げます。
支え、支えられ。そうして私達は日々の生活を過ごしております。感謝の心を忘れず、皆様が麗しい新年を迎えられますよう心より御祈念申し上げます。
2011-12-28 16:52:02 | 境内