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2008年04月24日
鱒部長。
本日、二千年の歴史を伝える伊勢の地より無事に中堅神職研修会を終えられて参りました。10日間、全国各地より参集された方々と共に知識を深められ、大いに研鑽の場になったとの事です。
さて、伊勢の名物と言えば「赤福」。問題になった消費期限及び製造日、原材料表示偽装事件の為、無期限の営業停止とされていました。しかし今年の1月末に営業停止が解除され、販売が再開。
赤福餅は、お餅の上にこし餡をのせた餅菓子です。
形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川の流れる姿、せせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は五十鈴川の清流、白いお餅は川底の小石。
名前はまごころを尽くす「赤心慶福」の言葉から二文字を取り、「赤福」と名付けられたと言い伝えられているそうです。
営業再開にあたり、「弊社は企業姿勢を見直し、法令を遵守し安心してお召し上がりいただける「赤福餅づくり」に向けて、外部の専門家のご指導・ご協力により、再発防止策、並びに改善策の構築に努めてまいりました。
今後は、全社一丸となり改善策の実行、法令の遵守を徹底し、安全な商品のご提供に努めてまいります。」とあります。
神代より伝わる歴史、人々の心の拠り所である伊勢の地。二度とあのような事件が起こってはいけません。上記の通り、再発防止は勿論のこと、伊勢路に訪れた方々の信頼を回復する為にも、これからの努力に期待をしております。
過去に向き合い、新たな気持ちで歩み始めた「赤福」。その思いを感じながら頂きたいと思います。
2008-04-24 15:40:51 | たべる
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