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2011年04月24日
溢れる
昨日の…
この雨。
日中はまだ良かったのですが、日が暮れるにつれて勢いを増し、夜には雨音とは言えない程の轟音で地面を打ち付けておりました。
風も強く当県の花北地域には大雨警報が発令され、突然巨大な台風に襲われたかの様です。
稲荷山も…
小川が溢れ出しました。
このまま降り続けば駐車場が水没してしまいます。
職員総出で通水作業に従事致しましたが、降り止まない雨に作業を妨げられます。
鱒部長が濁流の中へ。
先日の地震の影響か、排水の出口が大きな砕石で埋まっておりました。
最低限の流れは確保したのですが、それでもこの雨が止まないことには危険な状態を回避出来ません。
後は祈るのみ。
翌日。小川は無事平穏な姿を取り戻しておりました。
地震に大雨。自然とはこれほどまでに私達に試練を与えるものなのでしょうか。
立ち上がり前へ進もうとする時に、それを遮るかのような自然の猛威。しかし、それを乗り越えなければ自然との共存は出来ません。
畏れ敬う。古来から自然に対し人が抱いてきた畏敬の念。
この時だからこそ共に歩んでいく為に、自然の声に耳を傾ける必要があります。
2011-04-24 15:55:23 | 境内
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